選ばれている塗料とその理由

外壁塗装で1番選ばれている方法

外壁塗装を考えている方は外壁塗装に使われる、塗料の種類に悩まされているのではないでしょうか。
それほど外壁塗装に用いられる塗料などによって、そのメリットデメリットは変化するものなのです。
ここでは外壁塗装を行う際に1番選ばれている方法を紹介し、その特徴について説明していきます。

外壁塗装で1番選ばれているのはシリコン系塗料

外壁塗装で用いられる塗料には様々な種類があり、どれを選んだら良いのか分からなくなってしまう方は多いです。
様々な塗料が選ばれているのはそれぞれの塗料に特徴があるためです。
シリコン系塗料の他にも、アクリル系塗料、ウレタン系塗料、フッ素系塗料、セラミック塗料などがあります。
それぞれ細かな特徴はありますが、アクリル系塗料から始まり、セラミック塗料という順番に徐々に耐久性が上がり、費用も掛かるようになっています。
シリコン系塗料はウレタン系塗料とフッ素系塗料の中間に位置し、外壁塗装の中で丁度中間のグレードの塗料になっています。
シリコン系塗料とは名前の通り塗料の中にシリコン系の成分が含まれているのものことです。
耐久性と費用のバランスを考えた際に、1番コストパフォーマンスの良い塗料であると言われています。
外壁塗装を行う業者によっては取り扱いのない塗料も存在する中で、このシリコン系塗料は、ほとんどの業者が取り扱っています。

それだけシリコン系塗料は人気のある塗料なのです。

シリコン系塗料の費用予算

シリコン系塗料の費用はどれくらいかかるのでしょうか。
外壁塗装の費用計算は外壁の面積と塗料の平米単位で決定します。
大きな家ほど外壁塗装が掛かる計算です。
シリコン系塗料では1平米あたり2500円から3500円程度だと言われています。
一般的な30坪ほどの2階建ての家は200平米だと言われていますから、50万円から70万円の塗料代になり、そこに作業工事費が掛かります。
無料見積りを行っている業者が多いですから、複数の業者に見積りを依頼することは大切になります。

シリコン系塗料のメリットとデメリット

シリコン系塗料のメリットはコストパフォーマンスにあります。
シリコン系塗料の耐久年数は8年から15年と言われており、防カビ効果や雨水に強いという特徴もあります。
また価格帯の似ているウレタン系塗料に比べ光沢性が失われにくいと言われており、見た目も良いです。
そして耐久性が8年から15年と長くなっていながら費用が抑えられています。
そのため一般的な住宅の外壁塗装では7割近くがこのシリコン系塗料を使っているのではないかと言われています。

大きなデメリットがないシリコン系塗料ですが、強いて言うのであれば、特殊効果はないと言うことでしょうか。
紫外線を防ぐ効果や、汚れ分解機能のような付加価値的な効果はシリコン系塗料にはありません。
シリコン系塗料はあくまでも外壁をしっかりと保護するためのものになっています。

シリコン系塗料で外壁塗装を行う際の注意点

シリコン系塗料での外壁工事は約2週間程度の施工期間になります。
外壁を洗浄し、状態を確認してから塗料を繰り返し塗るため、このくらいの期間になるのです。
シリコン塗料には油性シリコン系塗料と水性シリコン系塗料があり、特殊なケースを除き業者に依頼した場合に利用するのは油性シリコン系塗料です。
この油性シリコン系塗料は施工中の臭いがきついと言われています。
塗料が乾いてしまいさえすれば臭いはしなくなりますが、2週間近く施工期間がありますので、近隣の方にご挨拶を行うなど気を付けられると良いでしょう。
またその期間は外に洗濯物を干すことが出来ないなど、日常生活に影響が出てしまいますので、その間どのようにするか考えておく必要があります。

ここまでシリコン系の塗料が最もオーソドックスとお伝えしてきましたが、他にも低価格帯のアクリル・ウレタン系の塗料や、耐久性に優れたフッ素系の塗料もあります。
もっと詳しく知りたいという方や、堺市で外壁塗装をお考えの方はこちらがおすすめです。